周りの友達や会社の同僚が次々と結婚していくなかで、開き直ったかのように
「一生独身でも別にいいや」
「独身でもいいじゃん、好きに楽しんでるんだし」
「結婚するならアイドルの◯◯ちゃんとしかしない」← ヤバイ
なんて考えている独身のあなたは、考えを改めたほうがいいかもしれません!
一生独身でいいと考えるのは個人の自由ですが、結婚しないでいることによって、後悔のない人生が送れるでしょうか。
一人であれば自由なことも多いですが、一人だからこそ不自由なことも多いです。
さらに言えば、独身は死ぬ間際に後悔する確率がメチャクチャ高いという事実。
この記事を書いている僕も、ずっと片思いしていた好きな女性と結婚できなければ一生独身でいいと考えてましたが、その考えは間違いだと気付きました。
この記事では、一生独身でいると後悔する理由や、独身のメリット・デメリットを解説していきます。
最後まで読むことで、このまま独身でいいのかを考える、良いきっかけになるかと思います。
一生独身でいいと考えてると死ぬ前に絶対後悔する
あなたは独身のまま死んでいく直前に、一体どのような走馬灯を見るでしょうか。
- 学生時代の楽しかった思い出
- 会社員時代に仕事に熱中した日々
- 連休を使って旅行に出かけたこと
- 人生で一番好きになった人に告白できなかったこと
- 周囲の人たちが家族を作っているのを横目で見て嫉妬していたこと
- 一人孤独な夜が何年も続き、寂しさで枕を濡らした夜のこと
もちろん楽しい思い出だけ死ぬ間際に思い出せれば「最高の人生だった」と胸を張って逝けますが、後悔した過去も思い出します。
どちらかと言うと、人は人生を終える前に、「楽しかったことより、後悔していることを思い出す」のだそうです。
映画やドラマのワンシーンで、このようなセリフを聞き覚えありませんか?
「あの時もっとお前を愛していればよかった…」
「もっと勇気を出して決断していればこんなことにならなかったのに…」
「生きている時に何もしてやれなくてスマン…」
など、死ぬ間際に後悔のセリフを吐いているシーンはとても多いです。
これって映画やドラマだけでなく、現実世界でも同様に起きています。
「The Top Five Regrets of The Dying」という、ある看護師が末期患者と接するなかで、彼らが口にした後悔の言葉をまとめた本があります。
この本にある、後悔の言葉を抜粋します。
死ぬ間際の後悔の言葉
- もっと自分らしく生きればよかった
- ガムシャラに働かなくてもよかった
- 言いたいことははっきりと言えばよかった
- もっと友達と連絡をとればよかった
- もっと自分の幸せを追求すればよかった
やりたいこと、言いたいこと、自分の幸せなどを我慢して生きてしまった結果、後になってもっと自分に素直に生きればよかったと後悔するのです。
ただし、人生が終わりに近づいたときにこのような後悔を感じても、すでに手遅れ。
ほとんど人は「あの時やっておけばよかった…」という後悔を引きずったまま、生涯の最後を迎えるのです。
30代や40代など、まだ元気な年齢のときは
「どうせ出会いがないし、一生独身でもいいやー」
なんて開きなおって生きていたけど、
年老いて死期が迫ってきた時に、
「あぁ、せめて結婚はしておくべきだった…。このまま一人で死んでいくのは悲しすぎるな…」
なんて、若いうちには思わなかった感情になるんです。
その瞬間になっていくら後悔しても、「時すでに遅し」です。
「一生独身でもいい」という気持ちで生きている人の末路は想像できるでしょう。
✔︎ 死ぬまで一人で生きるのは大変
瀬戸内寂聴さんも生前「人は一人では生きられない、人は周りの支えがなければ生きられない」と語っていました。
まさに、その通りだと思います。
年齢が若ければまだしも、歳を取るとカラダも動かないので、家のことも買いものも一人では満足にできません。
それ以外にも、一人でいる寂しさというのは想像を絶するのでしょう。
実際に僕が住んでいる地域には70歳過ぎの老人がとても多いのですが、独り身の男性が毎日道端で大声だして声をかけているのを目撃します。
若いときの孤独と、歳を取ったときの孤独はレベルが違うと言いますからね。
一生独身でもいいという一時的な気持ちが、老後になって後悔している人も少なくはないでしょう。
一生独身でいるメリットとデメリット
世の中には、一生独身でいる状況を楽しんでいる人も、少なからず存在します。
一生独身でいいという考えは後悔することも多いですが、人によっては独身がメリットと捉えることもできます。
解釈の違いもあるので、どちらが正解ということではありませんが、あなたの人生にとってどちらが有益か考えてみましょう。
一生独身のメリット3つ
それでは、まずは一生独身でいるメリットをご紹介します。
一生独身でいるメリット3つ
- 自由に使える時間が増える
- 一人の人生を謳歌できる
- 自分のためだけにお金を使うことができる
これらのメリットを一つずつ詳しく見ていきましょう。
メリット①:自由に使える時間が増える
独身で生きている人にとって、時間が自由に使えるというのは最大のメリットです。
常日頃から「自由になりたい!」と考えている人は多いですし、自分の好きなように予定や時間のコントロールができるのが独身の強み。
家庭を持ってしまうと、好きなように行動できなくなるのがほとんど。
例えば、以下のように時間や自由を奪われる要素は満載です。
- 仕事が終われば妻の夕飯が待ってるから帰らなければいけない
→ 独身時代は飲みに行けたし - 家に帰れば家族の面倒を見たり頼まれごとをやらなければいけない
→独身なら自分の事だけ考えていればよかった - 休日は家族サービスをしなければいけない
→独身であれば友達と遊んだり好きな場所に気軽に行ける
人によっては、天国から地獄へ突き落とされる感覚になるかもしれません。
自由を愛する人にとって、独身のまま時間を自由に使えるというのは大きなメリットでしょう。
メリット②:一人の人生を謳歌できる
独身であれば、何をするにも「自分が決めた決断」によって人生を決められるのもメリットの一つ。
結婚して家族を持ってしまうと、全てのものごとを自分一人で決める事はできません。
家族の意見にも耳を傾けなければいけませんし、やりたい事だって我慢しなければいけない状況もあるでしょう。
その点、一人で生きるとなれば、誰の意見にも耳を貸すことなく、好きなように人生を謳歌することができます。
メリット③:自分のためだけにお金を使うことができる
一生独身であれば、働いて得た収入を全て自分だけで使う事ができます。
好きな趣味や、ゲーム、漫画、外出に外食、全てにおいて制限がありません。
逆に、結婚して家庭を持っている人のなかには、
「自由に使えるお金がない」
「給料は全て生活費の口座に入れる」
「お小遣いは月に1万円しかない」
とか言ってる人いますよね。
自分で稼いだお金であっても、独身の時のように全てを好き勝手使うことができなくなるのです。
そのような生活を送るのが嫌な人にとって、「好きなようにお金を使える独身人生」の方が、大きなメリットになるかもしれません。
一生独身のデメリット4つ
続いて、一生独身でいるでデメリットをご紹介します。
一生独身でいるデメリット4つ
- 結婚話や子供の話になると肩身がせまい
- 自分に自信がなくなってしまう
- 親に心配をかけることになる
- 一生孤独に耐えながら生きることになる
一生独身でいいと考える方は、これらのデメリットを理解しておく必要があります。
それでは、デメリットを一つずつ詳しく解説していきます。
デメリット① :結婚話や子供の話になると肩身が狭い
独身のデメリットとして一生つきまとう厄介なのが、結婚話や子供の話をされたときなんです。
友達とのランチや飲み、家族や親戚の集まりがあった時に、ほぼ必ず話題になるのが結婚の話。
独身がこの話題になったとき、かなり肩身の狭い思いをします。
20代前半ではあまり気にならないかもしませんが、20代後半、30代になるにつれ、その重圧は重くのしかかります。
僕も40歳過ぎて結婚したのですが、30代後半からは陰で「結婚できない人扱い」を受けていて、職場でも周りの友達からも冷ややかな目で見られてました。
また、最近では得にSNSで結婚自慢や子供自慢の写真ばかりアップする人が多いですし、ドラマや漫画も「結婚できない独身」を題材にするタイトルも増えています。
独身にとって、目を背けたくなるような世の中をサバイブしなければいけないのも、デメリットと言えます。
デメリット②:自分に自信がなくなってしまう
鋼や鉄のメンタルを持っている強者であれば、一生独身でも気にならないでしょうが、ほとんど独身はコンプレックスの塊です。
結婚できてないことに、
「自分はどうせ他人より劣っているから」
「俺なんて価値のない人間だから」
「収入の低い自分なんて誰も興味ない」
「私なんて誰にも好かれず求められもしない」
このように悪い思考をするよになり、一生誰とも結婚できないという人間像をセルフマインドコントールしがちです。
このような自信の無さが対人恐怖症ならぬ、「異性恐怖症」を引き起こし、さらにコンプレックスが増大させてしまいます。
こうなると結婚できないどころか、仕事やプライベートにおいても自信を喪失させてしまい、何事も上手くいかない状態になるでしょう。
自ら独身人生を歩む決断をしているならともかく、「結婚したくてもできない」という理由で独身の場合は、自分に対する自信の低下は避けられません。
デメリット③ :親に心配をかけることになる
一生独身のままでいると、親に心配かけたり悲しませたりするでしょう。
親の生きがいは子供の幸せを見守ること。
本人が口にしなくても、間違いなくそう思っています。
子供が大きくなって家庭を持ち、子供を産むのを見届ける。これさえできれば、いつ死んでも良いと思ってるはず。
しかし、「大人になっても結婚する気がない」「いつまでも孫の顔が見れない」といった状態であれば、安心してあの世に行けません。
僕なんて30歳過ぎたことから親と会うたびに「いつ結婚するの?」「良い人はいないの?」「早く孫の顔が見たいよ」なんていつも言われて耳が痛かったです。
子供にとって最大の親孝行はなんでしょうか?
「元気で生きること?」
「稼いだお金を親に渡すこと?」
いいえ、違いますよね。
答えは親を安心させることです。
親は離れていても、常に子供の心配をしているものです。
結婚して孫の顔を見せてあげることが、親にとって最大の親孝行。
一生独身でいいと考えているのは、言いかえれば「親に一生心配かけ続ける」のと同じことです。
デメリット④ :一生孤独に耐えながら生きることになる
独身とは孤独との戦いです。
家に一人でいる時に話し相手はいません。ペットを飼っていても会話をすることはできません。
仕事で疲れていた時、帰ってきて愚痴を聞いてくれる相手がいたらどんなに素晴らしいことでしょう。
寝る前に今日あった出来事や、今後の未来を語り合える相手がいたらどんなに幸せでしょうか。
独身というのは、自分自身と向き合う時間が長いです。
時には誰かに相談したいことだってあるでしょうが、それも叶いません。
「別に、自分は友達が多いから大丈夫」という人もいますが、友達関係はいつまでも続きません。
私も20代の頃は常に遊ぶ友達もいたのですが、30代後半くらいから遊べる友達が徐々に減っていき、強く孤独を感じるようになりました。
また、一生独身でいいと考えるのは孤独だけでなく、「健康のリスク」や「老後の不安」も抱えて生きていかなければいけません。
「風邪や病気になったとき」
「脳卒中や心筋梗塞で急に倒れた」
「老後の蓄えがなく、誰にも頼れない」
他にも、
「不審者が家の周りをうろついてたとき」
「ゴキブリやシロアリが大量発生したとき」
「トイレの便器にお尻が挟まったとき」
など、誰かに手助けしてもらいたい時なのに、誰もいないのは不安になりませんか?
最悪の場合、孤独死ということも想定しなければいけません。
独身と孤独は切っても切り離せない関係にあり、まさにデメリットだらけでしょう。
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結婚は反対だし一生独身でいい!という主張は僻み(ひがみ)でしかない
たまにいるのですが、「一生独身でいい!結婚は反対!」という信念を得意げに語る人に会いますが、僕はその人の語ることに共感したことは一度もありません。
先ほどご紹介した、一生独身でいるメリットにあるような内容をもっともらしく話すのですが、ハッキリ言って説得力がないからです。
一度でも結婚したことがある人であれば、独身でいるメリット・デメリットを体験しているから深く理解できるていると思います。
しかし、結婚歴がない人が「結婚なんて地獄だよ!独身最高!」なんて言っていても、結婚できないただの僻み(ひがみ)でしかありません。
海外に行ったこともないのに、「海外は危ないし楽しくないよ」とか、
ギターを弾いたこともないのに「ギターは難しくてすぐ挫折するからやめたほうがいい」
なんて言う人の意見は、まったく説得力ありませんよね。
僕がまだ若かった頃、年上の人が「お金が全てじゃない」という言葉を言っているのを耳にしてましたが、このような発言の裏には「今まで大金を手にしたことがないし、今後もお金を稼げる希望がない」という意味だったのだと理解できるようになりました。
つまり、何かを肯定したり批判するときは、どちらも経験しているからこそ説得力が生まれるわけで、経験もしてないのに批判するのは僻みでしかないと言うことです。
出会いがないのはあなたのせい【一生独身でいいと思ってるから】
ここまで、一生独身でいいと考えていると後悔する理由や、独身のメリット・デメリットをご紹介してきました。
結論として、一生独身というのは後悔する確率が高いということです。
もしあなたが今の現状に少しでも違和感を感じているなら、今すぐ脱独身に向けて動く必要があります。
それでも、「どうせ自分には出会いがないし…」なんて言い訳が出てくるようであれば、根本的な考えを改める必要があります。
出会いがないのは誰のせいでもなく、あなたのせいです!
それは、「容姿が悪い」「収入が低い」「学歴が低い」からではありません。
何かを理由にして異性と出会おうともせずに、「出会いがない」と悲観しているだけなのです。
これは、一生独身でもいいと考えている人に多いです。
偉そうに語っている僕も、結婚なんて夢のまた夢と考えている時期があり、その時は10年くらい出会いがない人生を歩んでました。
しかし、結婚をしたいと決断してからは、自ら出会いを探して行動できましたし、念願の結婚だってできました。
つまり、誰であろうと「結婚したい」という気持ちになれば、行動に移しますし、現実は変わっていくのです。
「出会いがない」は言い訳ですし、要はやるかやらないか。
例えば、以下の二つを比べると天と地ほどの差がありますよね。
- やる気がないから、やる気が出るまで待つ
- やるから、やる気がでる
ほとんどの人は前者の考えを持ってますが、何事も成功する人は後者の考えです。
まずは行動するから、やる気が湧き起こるのです。
はっきり言って恋愛経験ほぼゼロのブサイクな僕ですら、37歳から本気で婚活を始め、5年かかりましたが結婚することができたんです。
もともとポテンシャルの高い人なら、婚活を本気でしたらすぐ結婚できると思います。
もし一生独身は嫌だと考えるなら、僕が婚活で実践した「最短で独身を卒業する方法」を参考にしてください。
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この記事を読んでいるあなたは、出会いがないことを理由に結婚を放棄して、一生独身でいいと考えるのはまだ早いです。
死ぬ前に後悔するより、
「最高に楽しい人生だった!」
と言えるように、明るい未来を想像しながら行動していきましょう!
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